理事長ご挨拶
白根葵咲く東山の裾野に
小さな病院を60人の仲間と創りました。
病院は小さいのですが夢と志は天に届く勢いでした。
しかし棒ほど願って針ほど叶うの譬への如く、理想と現実の万里
の隔たりを思い知った20年間でした。
自らの無知と愚かさに臍を噛みながら私達は、その味わう苦境のなかで
真に大切なものを教えられました。
それはひとの情けです。
そしてひとの心です。
絶望の淵で戴いたご恩をわたしたちは決して忘れません。
その勿体ないご恩に報うべく
所詮我々は人の真似はできないのですから
僕らにしかできないやり方で、愚直に
日本人のこころを表現していきたいと
決意を新たに秋(とき)を迎えています。
本当にありがとうございます。
そしてこれからもどうぞよろしくお願い致します。
これからも、皆様のオンリーワンを目指します。
医療法人社団 倭会 理事長 荻野秀二